コーヒーの伝播が150年足らずの間に、世界中に急速に広まった背景にはコーヒーの木の育成環境があると思います。
現在、コーヒー生産が経済を支えている国の特徴は、コーヒーベルトと呼ばれる地域に存在していて、基本的に換金可能な農作物が栽培し難い環境の地域が多くあります。また、コーヒーは直射日光を嫌い、比較的過酷な環境の方が育成しやすいと言う特徴もあり、植民地からより多くの利益を受けようとする、支配国の意図が働いたのではないかと思います。
コーヒーの木の伝播に関する逸話は結構あり、その殆どが密輸に近い状況で行われています。
こう言った事からも、それほどの危険を冒してでも手に入れたい農作物だったと言う証明になると思います。
また消費する側も、イスラム教世界からキリスト教世界にコーヒーが伝わった時に、大問題を巻き起こしましたが、キリスト教がコーヒーを認めると、一気に嗜好品として各国で爆発的なヒットになったと言われています。
一方、日本も意外とコーヒーの消費には大きく貢献しているのをご存知でしょうか?
インスタントコーヒー(ソリュブルコーヒー)も、缶コーヒーも実は日本人が発明したものなんです。いまやコーヒー文化に欠かす事の出来ないこの2つを同じ日本人が世界で初めて作ったなんて、ちょっと意外ですよねぇ。