アビシニアのカルディや、モカの伝説に見られるように6世紀頃には飲料として飲まれ始めたコーヒーですが、世界中にコーヒーが広まるのはそのずーっと後の15世紀頃とされています。
その間の約1,000年間は、イスラム教の『秘薬』として独占されていたんだそうです。
ところが、15世紀頃になるとイスラム教徒によって世界中にコーヒーが伝播され始め、16世紀にコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)に世界初のコーヒーハウスが建設されたそうです。当時のコーヒーハウスは『賢者の学校』と呼ばれ、赤じゅうたんの立派な建物だったと記録が残っています。
17世紀に入ると、コーヒーの木も海外流出を始め、イスラムの巡礼者、ババ・ブータンがインドにコーヒーの種を撒いたのを皮切りに、スリランカやインドネシアなど各地でコーヒー栽培が始められました。18世紀になると、大航海時代の影響もあり、西欧各国の交易船によって植民地に次々とコーヒーも伝えられます、1730~50年頃に掛けて、現在のコーヒー生産地であるブラジル・コロンビア・ジャマイ・グァテマラなどの国々にもコーヒーが伝えられ、現在のコーヒー産業の礎が出来ました。
日本にコーヒーが伝えられたのは、江戸時代ですから意外と早かったんですねぇ。
世界中でコーヒーが育てられるようになってから、まだ200年しか経ってないのってちょっと意外じゃないですか?もっと昔からあるものだと思ってました。