昔の流行語『銀ブラ』って覚えてますか?
昭和の中期、銀座に多くの百貨店が出来て休日の歩行者天国とあいまって、休日などに銀座をブラブラ散策をしながら買い物などを楽しむって言う意味で、みなさん使っていましたよね?
でも、それは実は違うんです。
銀ブラの『ブラ』は、コーヒーの『ブラ』。
ブラックコーヒーの『ブラ』じゃなくて、ブラジルコーヒーの『ブラ』なんです!
その背景は、銀座8丁目に今もお店を構えている『カフェ・パウリスタ』。
このカフェ・パウリスタは明治時代の後期より、ブラジル本国からブラジルコーヒー豆を仕入れて、ブラジルコーヒーを銀座の街で提供し続けていました。当時としては、本格的なブラジルコーヒーを淹れてもらえるお店は少なく、当時の慶応大学生達の間で『講義終了後に、銀座に行ってカフェ・パウリスタのブラジルコーヒーを飲む』事が大いに流行ったそうです。
そうなんです、銀座に行ってブラジルコーヒーを飲む。=銀ブラなんですね~。
そこから、時代が移っていく間にいつの間にかブラジルコーヒーが『ブラブラする』と変異してしまったみたいです。
まぁ、これは流行語なので間違っているとかいないではなく(実際、辞書にも上記の2つの意味が併記されてます)、両方とも意味はあっているんですが、最近では言わなくなりましたねぇ銀ブラ...
今の銀座は、どちらかと言うと『ブラブラ』するよりも『スタスタ』歩いている人が多いですしね。これも時代の流れなんでしょうか?